公園ビオトープ
◇ ビオトープの定義
ビオトープ「Biotop」は、生命を意味する「Bios」と空間を意味する「Topos」を合成したドイツ語
日本語⇒生息空間・棲息空間・生物空間 生息環境の地理的最小単位
◇ ドイツの法律に見るビオトープ
1986年の連邦自然保護法改正により、ビオトープの保全や回復の概念が取り入れられる
◇ ビオトープの種類
ドイツ国土レベルでは上位単位:森林、灌木林、乾燥地、農耕地、牧草地、湿地、止水域、流水域、海岸、高山、居住地、掘削地及び工業地の12分類
下位単位:127のビオトープタイプに分類
◇ ビオトープネットワーク
核なるビオトープ間を、河川や森林などのビオトープで直接、あるいは飛び石ビオトープで間接的にネットワーク化することである
◇ ミティゲーション
ミティゲーションは環境への影響を緩和する行為を意味する
ミティゲーションによって、ビオトープへの影響緩和、代償措置(そち)として新たなビオトープの創出環境影響評価法はミティゲーションの概念が導入開発によるマイナス影響を軽減する
◇ 地理情報システムの活用
GIS(地理情報システム)はGeographical Information Systems の略称で、様々な空間データを統合して取り扱うコンピュータシステム
空間的な検索、解析、表示等の機能を持っている
◇ 環境指標の定義
環境の状況を測り、表現するための尺度
◇ 生態学的な環境指標の定義
生物の生息に関わる環境条件を把握し、表現するための尺度
◇ 都市化と鳥類
市街地でも生息可能⇒スズメ、ドバト、ツバメ、ハクセキレイ、ハシブトガラス
都市内部の樹林地⇒ヒヨドリ、シジュウガラ、メジロ、キジバト、ムクドリ
◇ 植生自然度
ある場所の現在の植生が、遷移系列の上でその場所の潜在自然植生にどれだけ近いか

ビオトープの保護及び再生を考えるための指標種
◇ 環境指標種、生態的指標種
ある種が生息・生育していることにより、あるタイプの環境条件が成り立っていることが高い確率で推測されるような種
◇ アンブレラ種
猛禽類などの高次捕食者や大型哺乳類=生態系=広い面積=良好な状態=食物網=健全
◇ 危急種・絶滅危惧種
これらの種の生息・生育は、良好な生態的環境が保たれていることの指標となり得る
◇ 象徴種
伝統的な自然あるいは半自然の生物生息場所を象徴する種
サクラソウ食物・サケ、アユ魚類・オオムラサキ蝶・ゲンジボタル、トンボ類
◇ キーストーン種
生物群集における種間関係において要(キーストーン)の位置を示している種
◇ 総説
生物多様性とは⇒遺伝子の多様性・種の多様性・生態系の多様性の三つに区分
 ビオトープとは、生物群集の生息または生育空間のことで、生息あるいは生育空間として最低限の面積を持ち、その周辺空間から明確に区別できるようなまとまりを持った空間を意味する
◇ 生物空間を保全する三つの考え方
保護・再生・創造
◇ 生物空間計画には三つのステップは必要
@ 調査分析及び評価  A計画の策定  B計画の実施
☆ 人間がつくる河川から、人と自然が作る河川への変化が必要
☆ 河川自体が流路を変える事を容認する
☆ 旧河道を参考にする
☆ 古地図を参考にする
☆ 屋上に置いては貧栄養乾燥性草地の環境の創造
☆ カエルは異なるタイプの生物空間を移動する生物
☆ 地域住民の理解と協力が必要不可欠、住民自体が参加できる仕組み構築する

中城湾港(新港地区)緑地(U)

中城湾港(新港地区)緑地東(W)